私が彼に恋した理由。
2014/02/12
リアルではカミングアウトをしていないので指摘されることはないけれど。
ブログでは「男に失敗したから。うまくいかなかったから。嫌な思いをしたから。だからFTMの彼と付き合っているんじゃないか。」と言うような質問というか意見?が以前されたこともありました。
私に、離婚の経験などがあるからでしょうね。
その質問に対しては、即座にNOと言えます。
だって、ナツは男だから。
確かに、社会的な立場ではナツは女性です。
初めて出会った時も、お互い女性として会いました。
出逢いは女同士で。
状況的にも、彼は彼女であったのだけれど、私の感覚は無意識に彼を男と認識していました。
一目惚れでした。
彼を知るうちに、更に好きになりました。
彼をとりまく空気が好きで。
彼の仕草が好きで。
彼の考えが好きで。
彼の目も、声も、手も、何もかも彼の全てが好きで。
彼の全てに惹かれて。
なぜこんなにドキドキするのか。
なぜ息が苦しいのか。
なぜ胸が痛いのか。
なぜ泣きたくなるのか。
最初はまったくわからなくて。わけがわからない状態で。
本気で病気かも、と思いました。本気で心臓病かもしれないと。
病気は病気かもしれないです。
『恋の病』って言いますものね。笑
本当に人を好きになるということは、こういうことなんだ、って初めて知りました。
今まで私は、本当に人を好きになったことはなかったんだ、とわかりました。
『恋の病』『恋煩い』って本当なんです。ビックリしました。
病むくらい。それぐらい彼を好きになりました。笑
彼と互いの病状を打ち明けあっていて、両想いじゃないの!ってわかったんですけど。笑
彼に恋をして、彼が恋してくれて、想いを伝えあい、自然に普通に恋人になりました。
そこに、社会的な立場として女性同士であることは、私の気持ち的に何の問題はなかったんです。
通常であれば、発展しなかったかもしれない。
気持ちにブレーキをかけてしまったかもしれない。
だって、一般的なことではないから。
でも、私は真っ直ぐに彼に向き合いました。何の躊躇もありませんでした。
それは何故?
あえて言うなら……。
誰もが当たり前で、普通の幸せであると言っていることが、そうではないのだ、と身をもって経験したこと。
それが視野や思考を広げることに繋がったとは思います。
ものの見方が変わったと思います。
経験なんて、しなくてもいいこと。
そんな経験なんて、しないほうが良いことだったかもしれない。
一生の負い目と罪悪感と、償わなければならないことはあるけれど。
経験したからこそ、わかること。
経験したからこそ、培われた思考。
そういったことが、少なからずあると思います。
過去の私は。
何処かで打算的な気持ちがあって。
生活のことだったり、お金のことだったり、世間体だったり。
そういったことを考えて、人生の選択をしてしまいましたが……。
そこに幸せはありませんでした。
そして、たくさんのものを失いました。
今考えても身震いするようなことがあり、それは今現在も引きずっている。続いている。追われている。
もう、何もなくて、何もいらなくて。
だからこそ、彼に出逢った時に。
同性であるとか、世間体とか、一般的とか、普通とか普通じゃないとか、あらゆることを何も考えずに。
なんて、素敵な人なのだろうと。
この人が好きだと。
この人と一緒にいたいと。
ただ真っ直ぐにそう思いました。
誰もがそうではないとは思うけれど。
私は。
私の場合は。
今までがあったからこそ。
本当に大切な人を見つけることができた。
本当に愛し愛されることを知ることができた。
何もかも失ったから、何にも代えがたい彼を得ることができた。
そう思います。
そうでなければ、すれ違ったままの二人だったでしょう。
そうでなければ、私は彼を得ることができなかったはずです。
人生には、無駄なことなんて何ひとつも無いのでしょうね。
どんなに絶望的なことの中にも、光るものはあるのだと思います。
私が彼に恋した理由。
「男で失敗したから」彼を選んだとか。
そうではなくて。そんなことではなくて。
色々なことを経てきたから、彼に巡り会えた。
何もかも真っ白な状態で。
何も無い状態で。
私が彼の人間性を真っ直ぐに見ることができたから。
ありのままの彼を見ることができたから。
本当に大切なものを見ることができたから。
それはやっぱり、過去を経てきたからこその、今の私だからでしょう。
だからこそ、彼が愛してくれる私にもなれた。
それは彼にも言えること。
彼が旅してきた過去があったから。
彼は私に行き着いたのだと。
そう思うのです。
にほんブログ村
☆sinoiro.blog☆
ブログでは「男に失敗したから。うまくいかなかったから。嫌な思いをしたから。だからFTMの彼と付き合っているんじゃないか。」と言うような質問というか意見?が以前されたこともありました。
私に、離婚の経験などがあるからでしょうね。
その質問に対しては、即座にNOと言えます。
だって、ナツは男だから。
確かに、社会的な立場ではナツは女性です。
初めて出会った時も、お互い女性として会いました。
出逢いは女同士で。
状況的にも、彼は彼女であったのだけれど、私の感覚は無意識に彼を男と認識していました。
一目惚れでした。
彼を知るうちに、更に好きになりました。
彼をとりまく空気が好きで。
彼の仕草が好きで。
彼の考えが好きで。
彼の目も、声も、手も、何もかも彼の全てが好きで。
彼の全てに惹かれて。
なぜこんなにドキドキするのか。
なぜ息が苦しいのか。
なぜ胸が痛いのか。
なぜ泣きたくなるのか。
最初はまったくわからなくて。わけがわからない状態で。
本気で病気かも、と思いました。本気で心臓病かもしれないと。
病気は病気かもしれないです。
『恋の病』って言いますものね。笑
本当に人を好きになるということは、こういうことなんだ、って初めて知りました。
今まで私は、本当に人を好きになったことはなかったんだ、とわかりました。
『恋の病』『恋煩い』って本当なんです。ビックリしました。
病むくらい。それぐらい彼を好きになりました。笑
彼と互いの病状を打ち明けあっていて、両想いじゃないの!ってわかったんですけど。笑
彼に恋をして、彼が恋してくれて、想いを伝えあい、自然に普通に恋人になりました。
そこに、社会的な立場として女性同士であることは、私の気持ち的に何の問題はなかったんです。
通常であれば、発展しなかったかもしれない。
気持ちにブレーキをかけてしまったかもしれない。
だって、一般的なことではないから。
でも、私は真っ直ぐに彼に向き合いました。何の躊躇もありませんでした。
それは何故?
あえて言うなら……。
誰もが当たり前で、普通の幸せであると言っていることが、そうではないのだ、と身をもって経験したこと。
それが視野や思考を広げることに繋がったとは思います。
ものの見方が変わったと思います。
経験なんて、しなくてもいいこと。
そんな経験なんて、しないほうが良いことだったかもしれない。
一生の負い目と罪悪感と、償わなければならないことはあるけれど。
経験したからこそ、わかること。
経験したからこそ、培われた思考。
そういったことが、少なからずあると思います。
過去の私は。
何処かで打算的な気持ちがあって。
生活のことだったり、お金のことだったり、世間体だったり。
そういったことを考えて、人生の選択をしてしまいましたが……。
そこに幸せはありませんでした。
そして、たくさんのものを失いました。
今考えても身震いするようなことがあり、それは今現在も引きずっている。続いている。追われている。
もう、何もなくて、何もいらなくて。
だからこそ、彼に出逢った時に。
同性であるとか、世間体とか、一般的とか、普通とか普通じゃないとか、あらゆることを何も考えずに。
なんて、素敵な人なのだろうと。
この人が好きだと。
この人と一緒にいたいと。
ただ真っ直ぐにそう思いました。
誰もがそうではないとは思うけれど。
私は。
私の場合は。
今までがあったからこそ。
本当に大切な人を見つけることができた。
本当に愛し愛されることを知ることができた。
何もかも失ったから、何にも代えがたい彼を得ることができた。
そう思います。
そうでなければ、すれ違ったままの二人だったでしょう。
そうでなければ、私は彼を得ることができなかったはずです。
人生には、無駄なことなんて何ひとつも無いのでしょうね。
どんなに絶望的なことの中にも、光るものはあるのだと思います。
私が彼に恋した理由。
「男で失敗したから」彼を選んだとか。
そうではなくて。そんなことではなくて。
色々なことを経てきたから、彼に巡り会えた。
何もかも真っ白な状態で。
何も無い状態で。
私が彼の人間性を真っ直ぐに見ることができたから。
ありのままの彼を見ることができたから。
本当に大切なものを見ることができたから。
それはやっぱり、過去を経てきたからこその、今の私だからでしょう。
だからこそ、彼が愛してくれる私にもなれた。
それは彼にも言えること。
彼が旅してきた過去があったから。
彼は私に行き着いたのだと。
そう思うのです。
にほんブログ村
☆sinoiro.blog☆
- 関連記事
-
- 家族の呪縛④「ゲシュタルトの祈り」 (2015/01/10)
- Live Love Laugh and be Happy (2014/06/28)
- 二人の生活☆追記☆ (2014/05/15)
- なにもできないけれど。 (2014/03/31)
- 深愛なる貴方へ。 (2014/02/13)
- 私が彼に恋した理由。 (2014/02/12)
- “大切にしたいもの”と“大切にしなければならないもの”。 (2014/01/28)
- たとえば彼が。(追記に★お知らせ★あります。) (2014/01/11)
- 瞼の裏側。(ほんの少し追記あります。) (2013/12/13)
- 彼が好き。 (2013/11/20)
- 知ること。許すこと。そして愛すること。 (2013/11/10)
スポンサーサイト
comment
こんばんは(ノ´∀`*)
そうですねー…「彼女な彼」の彼女としての立場がありますね。
彼には彼の、彼女には彼女の。それぞれの立場があって、悩みもあって。
だけどもそれは、どんなカップルにも悩みがあるのと同じことだな、って思います。
みんなみんな、それぞれの立場の悩みとか幸せとかありますよね。
私はナツの彼女で、「彼女な彼」の彼女の立場で。それなりに大変なこともあったりするけれど、それよりも彼が好きで彼といる幸せがあるから。
本当に好きな人と相思相愛で、むしろ普通以上に幸せだとも思っちゃいます。笑
Mさんからの応援メッセージありがとうございます!
誰かの為に、自分の為に。
その辺りの考え方は難しいですよね。
やっぱり、押しつけになるとダメなんだと思います。見返りを求めたら、それば愛じゃないな、って。
愛する人がいれば、愛する人の為に…って思うものですよね。愛する人を幸せにしたいですもの。
愛する人に愛されたい、愛する人の為に生きたい、そんな気持ちが芽生えるのも当然だとは思います。
でも、だからといってMさんの言うように
『誰かの為にではなく自分の為に生きる。
誰かの為にすることは誰かのせいにすること。その誰かが愛する人であるのなら尚更のこと。』
それはそうですよね。
私は、よくナツに「私といたら迷惑じゃない?大変なんじゃない?一緒にいない方が本当はいいんじゃない?」って聞いたりしてしまいました。
そこは、私の中にナツに否定してほしい気持ちがあるし、私の独りよがりなんですよね。「ナツと一緒にいたいよ」ってだけの私の独りよがり。自分勝手。
ナツにも言われました。
それは、良心に迫ってるというか。『そんなのは愛じゃない。ただの見捨てられ不安なのだ』と。
愛しかたって、難しいですよね。私は愛しかたがうまくできない。
ナツが大好きだし、愛して、大切にしたいと思う。見捨てられ不安なんかじゃないはずなのに。
……ちゃんと愛することができません。
いろんな思いが確かにある。私の身勝手な思いもある。でも、それを強行しようなんて思わない。
ナツの幸せがなければ、全てが意味がないのですから。
今はその時ではないけれど。
もしその時が来るなら。ナツに何だかんだ問わずに、決断はできると思います!
それから。
ナツはイケメンですよー!
未治療だから中性的な感じなんですけど。女性にも男性にもドキドキさせるような人です。
芸能人だと……男の子っぽい土屋あんなって感じです。ハーフ?とか聞かれたりするので。
なんで、こんな素敵なのに私と付き合ってくれるんでしょうねぇ。
………なんて。ノロケですね。笑
はじめまして★Yさん。
コメントありがとうございます。
彼氏さんがFTMなのですね(^-^)
そうですね。女性として生きてきた過程がありますし、女性として社会を生きているとなると、『友人のほとんどが女性で職場もほとんど女性』となってしまいますね。ヤキモチを妬いてしまう気持ちわかります。
私だって、ヤキモチ妬きですから。笑
この前も「私より綺麗なお姉さんがいてもダメだからね!」とか彼に言いました。私達のは大丈夫だと確信しながらの笑い話ですが……。
まだ不安定なうちはすごく心配だと思います。なかなか会えないことでの寂しさからの不安もあるかと思います。
そうですよ、不安になって当然ですね。
そこは、彼氏さんを信じるしかないですよね。信じることしかできない。
私だったら、苦しくなってる時は。
まぁ我慢するしかないかな……
私達の場合は会えないときは、彼と電話やメール、LINEをしていました。彼が、できるときは何時間でもつきあってくれました。だから、我慢といってもそれほどでも無かったと思います。
それは彼氏さんのタイプによるから、仕方ないのですが……。
結局、彼を信じることしかできないですね。
付き合ってどれくらいでしょうか?
色々なことを乗り越えて、二人の絆を強くしていってくたさいね!
返事がおそくなって、ごめんなさい。
考えてなかなか書けずにいました。
「男に失敗したから……」というようなことは、よく言われることのようですね。他のブロガーさんも書いていました。
身内からの言葉だと……尚更きついものがありますね。
お兄さんに言われた言葉。本当、胸に突き刺さる言葉だと思います……。
でも、何にも気にすることはありません。
だって、Yさんと彼氏さんがわかっているなら、二人の絆があるなら大丈夫ですもの。
身内とはいえ理解はされなくて当然。
マイノリティだから。理解されたら運がいいこと。考えても不可解で、想像すらできないでいることかもしれません。
だから私は、あえて言わなくてもいいこともある、とずっと思っています。
私達の関係を守るために、彼を守るために。グレーでいいこと、隠しておかなければならないこともあります。
彼が言っていました。
世間は敏感なものだ、と。
だから、彼はいつも細心の配慮をしていると。
すべての人がそうではないけれど。
他人のことは自分には関係ないから、他人のことに興味津々で。話題としておもしろかったり。
「他人の不幸は蜜の味」と言いますし……。悲しいけど、人ってそうですね……。私はあまりに無防備だったと思います。
世間は想像以上に敏感で、残酷です。
親しい人でさえ…そうかもしれません。
理解してくれていると思っていた人が、実はそうでなかった時のショックは言葉に表せないものがありますね。
二人の関係を守るために、彼を守るために。
それぞれの立場で方法は違うと思いますが……。愛しい人のために、頑張りましょうね(*^^*)
こんばんは!こちらの雪は、この間ドッカリ降ってからは落ち着いています!
でも雪掻きで、肩の筋?を痛めたのか、首から背中にかけてが痛いし、首を動かすのも辛いです。
やっぱり30代は辛いですね。
見た目は「若い若い、20代後半に見える!」とよく言われるので、調子乗ってますが、やっぱりダメですね。笑
そうなんです。何回か、「以前男性と駄目になったから」って感じのことは言われましたし、他のブロガーさんの記事を読んでも同じように言われてる方はいますね…。
本当、(`Δ´)プンプンです!笑笑
ただ、色んなことがあって。
その経験から、彼を私が選んだのは一理あるので…。
意味合いが違うんですよね。
コメントを送る。